美術史学会東西合同シンポジウム「境界/ボーダーを超えてー未来の学芸員のために」開催のご案内

2015年度美術史学会美術館博物館委員会 東西合同シンポジウム「境界/ボーダーを超えてー未来の学芸員のために」

日時 2016年4月16日(土)10:30~16:30
会場 国立国際美術館 講堂(大阪府大阪市北区中之島4-2-55)(交通案内
主催 美術史学会、国立国際美術館
後援 全国美術館会議、文化資源学会、日本アートマネジメント学会 
定員 130名(美術史学会会員以外の参加も可、参加無料、事前申込不要)
参加資格 参加無料、事前申込不要

開催趣旨

 ミュージアムを取り巻く厳しい状況の中で、さまざまな制約や困難を超えて、新たな可能性を切り開いている学芸員の活動に焦点を当て、その可能性と課題を探り、ミュージアムの将来像を展望する。
 ミュージアムの取り巻く状況は、とりわけ経済面で厳しく、住民のニーズの多様化もあり。ミュージアムの運営において従来の方法論では限界があり、これまでの枠を超えた連携や支店が求められている。
 本シンポジウムでは、さまざまな制約の中で、地域社会に浸透し、ゆるやかなネットワークを結び、ミュージアムの可能性を広げている個人やミュージアムに焦点を当てる。予算的にも人員的にも潤沢ではない小規模なミュージアムながら、地域社会との連携やユニークな視点で活動を続ける(つなぎ/楠本、鞆の津/櫛野)、積極的な教育普及活動と地域のミュージアムの連携によって新たなミュージアム像を描く(東京都美/稲庭)、地方公立美術館の新たな連携を模索する(青森/工藤)、「震災被害」を地域文化の重要な要素として展示することで地域社会にコミットする(リアス・アーク/山内)などの例を取り上げ、その活動を通して、可能性を課題を探る。

スケジュール

10:00 開場・受付開始
10:30 開始(司会:美術館博物館委員1)
     主催者あいさつ 鈴木廣之(美術史学会代表委員)
     主催者あいさつ 山梨俊夫(国立国際美術館長)
10:45 趣旨説明 後小路雅弘(九州大学・美術館博物館委員)
11:00 発表1 楠本智郎(つなぎ美術館)
11:30 発表2 櫛野展正(キュレーター/元・鞆の津ミュージアム)
12:00 休憩
(司会 美術館博物館委員2)
13:00 発表3 稲庭彩和子(東京都美術館)
13:30 発表4 工藤健志(青森県立美術館)
14:00 発表5 山内宏康(リアス・アーク美術館)
14:30 休憩
14:50 全体討議と質疑
      モデレーター 川浪千鶴(高知県立美術館・美術館博物館委員)
16:30 閉会
チラシ「境界/ボーダーを超えてー未来の学芸員のために」(PDF:757.0KB
 

問い合わせ先

早稲田大学文学学術院 美術史コース専修室
気付 美術史学会本部事務局

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