大阪新美術館建設準備室から「シンポジウム 日本の戦後美術資料の収集・公開・活用を考える」(後援:全国美術館会議)のご案内

開催概要

タイトル: 文化庁 平成27年度我が国の現代美術の海外発信事業
       シンポジウム 日本の戦後美術資料の収集・公開・活用を考える
       ~大阪新美術館建設準備室所蔵「具体美術協会」関係資料を中心に~
日  時: 平成28年3月20日(日・祝)13:00~17:00
会  場: 国立新美術館3F 講堂(東京都港区六本木7-22-2)(交通案内
主  催: 大阪新美術館建設準備室、国立新美術館、文化庁
定  員: 200名(参加無料、事前申込不要)

開催趣旨

 日本の戦後美術は近年国際的な研究の対象となっており、作品だけでなく研究に欠かすことのできない資料の収集・整理と公開・活用は、美術館をはじめとする関係機関が直面している大きな課題といえる。昨年、戦後日本のもっとも重要な術団体の一つであり、欧米を中心に再評価の動きが高まる「具体美術協会」の関係資料が、大阪新美術館建設準備室に寄贈され、ゆかりの地である大阪で公開・活用をめざすこととなった。大阪新美術館では、今後、資料の整理作業を進め、「具体アーカイブ」を整備して公開していく予定である。この重要な資料についての情報が発信され、広く活用されるようになることは、日本の戦後美術のアーカイブにおいて試金石の一つとなるといえよう。
 本シンポジウムでは、「具体美術協会」関係資料をはじめとする戦後美術資料のアーカイブを整備し、国内外に発信して有効に活用するために、現在の課題がどこにあり、これからどのような方向をめざすべきか、日本戦後美術の研究者やアーカイブの活動に取り組む美術館の専門家を招き、美術館の問題を中心に考察する。
シンポジウム 日本の戦後美術資料の収集・公開・活用を考える
 

お問い合わせ

大阪新美術館建設準備室 TEL:06-6469-5189
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