東日本大震災 美術館・博物館総合調査への参加のお願い

全 美 25 第 17 号
平成25年5月17日

全国美術館会議会員館 各位

                                   全国美術館会議
会長 青 柳 正 規(公印省略)
  


    
東日本大震災 美術館・博物館総合調査への参加のお願い

拝啓 新緑の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より、当会議の運営につきましてご協力いただき、厚くお礼申し上げます。
 さて全国美術館会議は、昨年9月25日に東日本大震災 美術館・博物館総合調査分科会を発足させました。この分科会は、今回の大震災により美術館・博物館が受けた被害と影響を総合的に調査、分析、記録すること、そして今後の災害対策に資する報告書を作成することを目的としており、発足以来分科会と保存研究部会のメンバーが中心となって被災地域内施設へのアンケートや予備調査を行ってきました。これらの活動を踏まえ、6月より東日本地域における本格的な調査を開始する予定です。
 約35箇所の調査先施設には、3名~5名による調査チームを派遣し、作品資料や建物の被害状況だけでなく、震災直後にどのような苦労をされたのか、現在お困りになっている事は何か等も聞き取り調査し、ビデオ及び写真による記録も行いたいと考えます。
 つきましては、この本格的な調査を行うにあたり、広く会員館から調査に参加してくださる学芸員を募集することにいたしましたので、何卒ご協力のほどお願いいたします。
ご参加いただける学芸員を貴館から派遣していただける場合は、お手数ですが、別紙「総合調査参加申込書」にご記入いただき、FAX・メールにてお知らせください。後日当方から具体的な予定等をお知らせいたします。
 参加に伴う交通費と宿泊費については当会議で負担いたします。多数ご応募いただいた際は参加人数を調整させていただきます。調整後、派遣依頼も送付させていただきます。
                            
敬具

※美術館・博物館総合調査のこれまでの活動記録
※美術館・博物館総合調査参加申込書(PDF:55.7KB
 

お問い合わせ先

 事務局 TEL:03-3828-0290
 分科会幹事:田中善明(三重県立美術館:059-227-2226)
   副幹事:相澤邦彦(兵庫県立美術館:078-262-0914)
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