保存研究部会過去の活動

日時
2009年3月6日(金) ~2009年3月7日(土)
場所
兵庫県立美術館 修復室

第35回保存研究部会会合報告

内容

[6日]
「免震装置ミューソレーターについて」アイディールプレーン(株)の足立正信氏よりパワーポイントを用いての商品説明
2枚の鋼板間の低摩擦による免震装置 震度7まで対応
50×50cm 厚み4㎜ を必要に応じて並べて使用する
短時間の工事で設置可能。
三重県立美術館で購入、使用。作品を設置した際の、使用勝手についての感想。
兵庫県立美術館学芸部門 保存修復グループ 横田直子氏による「兵庫県立美術館の保存修復活動について」の発表
(1) 環境管理
(2) 油彩作品の保存修復
(3) 紙作品の保存修復
(4) 作品の貸出しに伴う作業
(5) その他(立体、日本画)の保存修復
修復作業室において、油彩画洗浄作業や紙作品マウントなどについての説明
今年度予算執行状態についての説明
その他の討議事項
部会メンバーについて
メンバーは全美加盟館の正式職員
非加盟館でも美術館、博物館などから希望があれば、活動の報告書などは渡しても良い
メンバーには可能な限りワーキンググループで作業参加を希望
非会員の参加については、会員の要請があれば検討する
今年度の監事および部会会場について
事務幹事:田中善明、伊藤由美 留任
企画幹事:1回目 佐野素子 会場:ブリジストン美術館
     2回目 廣江泰孝 会場:岐阜県美術館(予定)
保存研究部会所蔵参考図書
全図書を閲覧、確認
今後、全図書を一括梱包して、希望者に回覧する。
送料は送付する館が負担
期間は2週間以内とし、できるだけ早く回覧する。
回覧は名簿順、最後は伊藤(今年度幹事)が保管

[7日]
第23回全国美術館会議学芸員研修報告書の原稿内容について、堀宜雄氏から説明
冒頭ページ「はじめに」の内容を検討、修正
日本版ファシリティーレポートの改訂について
今年度まで検討作業を行ってきた「日本版フシリティーレポート」に実際に記入し、その際に生じた問題点を検討。より理解し易いまた利用し易い内容に修正。
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