理事会

日時
平成30年2月6日(火)13:00~16:30
場所
ホテルラングウッド(東京都)
6F 彩林
東京都荒川区東日暮里5-50-5

平成29年度第2回理事会

議 事

1. 審議事項
   議案第1号 新規入会申込会員館等の審査について
   議案第2号 平成29年度事業並びに予算の執行状況について
   議案第3号 一般社団法人化について
         
2. 報告事項
   報告第1号 企画委員会及び研究部会の活動報告について
   報告第2号 災害対策委員会の活動報告について
   報告第3号 第67回総会の開催準備状況について
   報告第4号 第32回学芸員研修会の開催について
      
3. そ の 他
   第68回総会について
   「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」冊子について

レポート

 平成30年2月6日、ホテルラングウッドにおいて平成29年度第2回理事会が開催されました。当日は会長、副会長3名、理事18名、監事2名の計24名と、事務局から3名、広報担当としてホームページ部会より1名が出席しました。
 はじめに「審議事項」3件の審議がなされました。
・議案第1号 新規入会申込会員館等の審査について
  新規入会として、正会員では喜多方市美術館、北九州市漫画ミュージアム、武蔵野市立吉祥
 寺美術館、中札内美術村(北海道河西郡)、豊川市桜ヶ丘ミュージアムの5館、賛助会員では
 金剛株式会社(熊本市)、さらに個人会員1名の入会申込があり、いずれも承認されました。
 また古田織部美術館(京都市)、池田満寿夫美術館(長野市)の2館より退会届が出されまし
 た。
・議案第2号 平成29年度事業並びに予算の執行状況について
  事務局より平成29年度の実施事業状況及び予算執行状況が説明され、いずれも承認されまし
 た。
・議案第3号 一般社団法人化について
  前回理事会に引き続き、全国美術館会議の法人化問題について審議が行われました。まず事務
 局より、法人化によるメリットとデメリット、法人化準備に向けた具体的なスケジュール案並び
 に定款の草案について説明がありました。これを受けて出席者間で活発な意見交換が行われた結
 果、事務局案をもとに法人化に向けた作業を進めていくことで合意されました。一方で次回総会
 が間近に迫っていることを踏まえ、各会員館に向けて十分な説明を行いコンセンサスの形成に努
 めること、また、必ずしも当初のスケジュール案に固執すべきでないことなどの指摘があり、こ
 れについても意見の一致を見ました。本件は今年5月に予定されている平成30年度第1回理事会
 及び第67回総会においてさらに審議されることになります。
  続いて4件の「報告事項」がありました。
・報告第1号 企画委員及び研究部会の活動報告について
  今年度の企画委員会及び各研究部会の活動について順次報告されました。いずれの研究部会で
 も熱心な活動が展開されており、美術館運営制度研究部会からは、第66回総会で採択された
 「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」について冊子の刊行とともに今後も広報に努めてい
 く旨の報告がありました。
・報告第2号 災害対策委員会の活動報告について
  平成29年9月5日に開催された第1回委員会について報告され、「大災害時における連絡網実施
 要領」の見直しを進めるほか、従来の地域ブロック制に加えて、各県ごとの体制づくりが必要で
 あるとの方針が示されました。東日本大震災への対応については、復興支援事業等の援助に今後
 も継続して取り組んでいくということです。
・報告第3号 第67回総会の開催計画について
  平成30年5月17日・18日に開催される第67回総会の開催計画が報告されました。
・報告第4号 第32回学芸員研修会の開催について
  平成30年3月19日・20日に開催される第32回学芸員研修会の開催計画が報告されました。今
 年度は教育普及研究部会が企画担当し、「社会状況の多様化に美術館はどう向き合うか」をテー
 マに6つの分科会を設けて実施されることになりました。
  最後に「その他」として、第68回総会の開催候補地について意見交換が行われました。
 また「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」冊子について、部数に余裕があるため今後も関
 係先に広く配布していきたいとのことです。 
(文責 ホームページ部会幹事 福島県立美術館 宮武 弘)
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