小規模館研究部会過去の活動

日時
2016年12月15日(木) ~2016年12月16日(金)
12月15日11:50~17:00、12月16日10:00~16:00
場所
ゆはず交流館 視聴覚室、岩手県立美術館 ホール
15日ゆはず交流館2F視聴覚室、16日岩手県立美術館ホール

第44回小規模館研究部会会合報告

研修会「人口減少社会における美術館~地域と美術館の関わり方~」

【アンケート報告】 
 齋藤 桃子(岩手町立石神の丘美術館学芸員)
 8月から9月にかけて加盟館を対象に実施したアンケート調査まとめを報告。アンケートでは、
館の所在する自治体人口、高齢化率、市町村合併の有無、自治体人口の増減傾向、入館者の増減
傾向、人口減少・高齢化への取り組みの有無、同業種(地域の美術館・博物館)同士の連携活動
・異分野業種(学校教育、高齢者福祉、研究機関、商業施設等)との連携活動の有無等について
たずねた。

【加盟館事例報告】
 人口減少社会において今後より重要となるであろう地域と美術館の関わりについて、加盟館各ブロックより特徴的な活動をしている3館が事例を発表した。

・事例報告1 平澤 広(萬鉄五郎記念美術館学芸員/東ブロック) 
       地元商店街を会場にした「街かど美術館/土澤アートクラフトフェア」について

・事例報告2 今西 彩子(鎌倉市鏑木清方記念美術館学芸員/中ブロック) 
       観光地に位置する同館の地域連携の取り組みについて

・事例報告3 渡辺 浩美(高梁市成羽美術館副館長・学芸員/西ブロック) 
       地元大学との連携によるオリジナルグッズ開発について

会合

1. メーリングリストについて
  →配信状況の確認
2. 幹事会報告
  →幹事会での話題を周知、学芸員研修
   会の担当について意見交換
3. 平成29年度幹事館について
  →東ブロックは岩手町立石神の丘美術
   館からリアス・アーク美術館へ交代
   予定
4. 平成29年度活動案について
  →次年度主幹事を務める田辺市立美術
   館よりテーマ等についての提案と意
   見交換
5. 意見交換
  →参加者より前日の研修を受けての感想、各館の活動報告・情報提供等

■近隣施設視察
 ・岩手県立美術館
 ・もりおか啄木・賢治青春館
 ・深沢紅子野の花美術館
 ・もりおか歴史文化館

出席者

1日目:36名(加盟館19館29名、オブザーバー5館6名、事務局1名)
2日目:31名(加盟館17館27名、オブザーバー3館3名、事務局1名)
Copyright © 2011 The Japanese Council of Art Museums All Rights Reserved.