機関誌部会過去の活動

日時
2010年9月11日(土)
14:00〜17:00
場所
京都国立近代美術館 会議室

再開第4回全国美術館会議ニュース研究部会会合報告

議 題

「ニュース誌発刊に際しての諸問題」
1.事務手続きについて
2.実費経費について
3.発刊の意義及び影響について
4.その他
5.次回の議題等について

内 容

 再開第3回ニュース研究部会において「全国美術館会議ニュース原案」を作成し、ニュース誌発行について、本年2月末の全国美術館会議の理事会に諮るが結論が出るまでにはいたらなかった。再開第4回の研究部会では「ニュース誌発刊に際しての諸問題」を議題として取り上げ問題点を探ることに主眼をおいて議論を行った。今回、村上博哉氏にご出席いただきニュース誌発行がペンディングとなったことについて事務局の考えをお伺いしました。なお、要約すると次のとおりである。
1.予算:全美の予算は限られているため、最大のカギは予算の措置である。
2.形態:電子及び紙の二通りの媒体があるが、紙を選択する意義をさらに説明することが必要である。
3.編集:全美の事務局の仕事量がこれ以上増えることは避けたいので、編集等についてはニュース研究部会が主体となって実施していただきたい。

以上のことを踏まえて、創刊号、2号の具体的な内容が分かる資料を作成して事務局の理解を得た上で、ペンディングとなっているニュース誌の案件を来年2月の理事会に諮ることとしたい。また、次回のニュース研究部会は10月に開催する予定で準備を進めることになった。なお、11月に京都で各研究部会の幹事会が開催される予定になっており、その席上でニュース誌原案について報告を兼ねて各幹事のご意見をお聞きしたいと考えている。

主な意見

  • 美連協ニュースとの差別化、性格の違うもの。
  • 全美は現場の問題点を解決する唯一の組織である。(美連協は巡回展がメイン)
  • 展評以外にもトピックス的な記事の掲載も必要。
  • 全美の加盟館の中には大小、展示のないところといろいろな館があるので、加盟館が関心を持てる内容にする必要がある。
  • 全美のありがたみは個人に伝わっていないのではないか。
  • ワーキングの内容、問題点を掲載するのも必要では。
  • 年80万の予算の捻出は厳しいところではあるが。
  • ホームページのPDFで十分ではないのか、紙媒体の必要性を強調できるのか。
  • 全美の研究部会などに所属している人以外は、ほとんどホームページを見る機会がないのではないか。そういう意味では紙媒体は重要な情報発信手段として意味がある。
  • 販売はできないのか。
  • 学芸員から見た場合、美連協は巡回展があるので横のつながりがあるが、全美は無縁 の存在という気がする。
  • 紙媒体は人と人をつなげる役割がある。
  • 事務局から年3回加盟館に発送する機会があるのでこれに便乗すれば経費の節約になる。
  • このニュース誌が全美の広報部隊になり得る。

出席者

原田平作(愛媛県美術館名誉館長:部会長)
尾﨑信一郎(鳥取県立博物館:幹事)
松山利光(京都国立近代美術館:幹事)
植松由佳(国立国際美術館)
江上ゆか(兵庫県立美術館)
江川佳秀(徳島県立近代美術館)
村上博哉(全国美術館会議:事務局)
小林豊子(全国美術館会議:事務局)
                以上8名
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