美術史学会東西合同シンポジウム「コロナ禍と美術館・博物館」オンライン開催(3月27日)のお知らせ(後援:全国美術館会議)

美術館博物館委員会東西合同シンポジウム

題  目:「コロナ禍と美術館・博物館」
日  時:2021年3月27日(土)14:00~16:30
開催方法:オンライン
主  催:美術史学会(美術館博物館委員会)
後  援:全国美術館会議、日本アートマネジメント学会、文化資源学会 

開催趣旨

 2020年度はコロナ禍によって、あらゆる事業に影響が及んだ。ニューノーマルなど人々の営み自体、大きな変化を余儀なくされ、美術館・博物館も運営・鑑賞・研究などにおいて変化に対応するための手探りの試みが続けられている。既に全博協やICOMなどではこうした対応に関して情報を取りまとめ、シンポジウムが開催され、情報交換の機会も持たれている。その一方で、各館で状況は一律ではなく、手探り状態であることも否めない。情報交換の場が機会あるごとに設けられ、その都度、直面している問題は共有されるべきであろう。
 本シンポジウムでは、こうした状況を踏まえて、美術館・博物館、および展覧会をめぐって、異なる立場からの様々な角度の発言によって現況を把握するとともに、喫緊の問題点、さらに共通の課題について討論し、美術史学会として共有できるものを探りたい。

プログラム

13:00~13:10 趣旨説明/進行 内藤正人(慶應義塾大学)/荒川正明(学習院大学)
14:00~14:05 挨拶 三浦篤(美術史学会 代表委員・東京大学 教授)
14:05~14:10 趣旨説明/進行 板倉聖哲(東京大学東洋文化研究所 教授)
14:15~14:35 松本伸之(奈良国立博物館館長)「コロナ禍における国立博物館」
14:40~15:00 安井裕雄(三菱一号館美術館 上席学芸員)
         「変革期のヴィジョン コロナ禍の1894 Visions展」
15:05~15:25 鈴木麻之(朝日新聞社 文化事業部長)
         「コロナで変わる海外展のひと・もの・かね」
15:30~15:50 柳沢秀行(大原美術館 学芸統括)
         「開館なくして、大原美術館ではない。けれど」
16:00~16:30 討論・質疑 司会 佐藤直樹(東京藝術大学 教授)

連絡先

板倉聖哲(美術史学会 美術館博物館委員会 委員・東京大学東洋文化研究所 教授)
TEL:080-2365-3427
E-mail:itakura(a)ioc.u-tokyo.ac.jp [(a)を@に変更してください]

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