第67回情報・資料研究部会会合報告
内 容
第67回部会では、初参加者を含め自己紹介を行った後、前年度に開催された「第39回全国美術館会議学芸員研修会」報告書の刊行についての報告と今年の6月に開催された「第6回(第75回)一般社団法人全国美術館会議社員総会」についての報告がなされた。続いてメイン議題として、昨年度までの活動を踏まえ今年度の活動・取組について協議が行われた。
1. 報告事項
(1) 「第39回全国美術館会議学芸員研
修会」報告書について
報告書の冊子体が3月31日に刊行
された。各美術館にも発送済。部会
員分のストックは確保しているので
個別に必要な場合は事務局の方から
発送することが可能。
(2) 「第6回(第75回)一般社団法人全
国美術館会議社員総会」について
(鴨木)6月4~5日に長野県立美術館で開催された。例年よりも参加者が多く、議論も盛り上がった印象。特
に話題となったのは「全美の会費改定について」で、来年度からはこれまでの3万円から5万円への値
上がりになるとのこと。ただし、館の規模や美術館が所在する自治体の人口のいずれかによって減免
処置が行われる。合わせて会則も改定予定。ちなみに館の規模とは、学芸業務に携わる職員の数(司
書やアーキビスト含む)、つまりは全美の会員館名簿に載っている学芸系職員の人数の合計による。
一部の館からはこれまで司書等については掲載していなかったが今後は司書等も載せるべきかとの
質問が挙がった。
(川口)これまでは司書等を名簿に載せるかどうかは各館の判断によっていたが、今後は載せることが前提
となる。
(鴨木)役員等、理事の改選の報告があった。関連し、理事の人選についての質問が挙がった。事務局からは
館の規模や設立主体、バランス等を考慮した人選となっていると回答があった。
(川口)ZENBI 全国美術館会議機関誌については30号が刊行予定だが、今後の刊行についてはWeb版の
みの公開となるとのこと。
(山梨)長年携わって来た編集部の再編、編集作業の見直しがあり、それに伴った変更となっている。それに
関連して、各研究部会の幹事が固定化することの是非についても指摘があった。幹事業務にはかなり
の負荷もかかるので各部会で検討すべきと提案があった。
(鴨木)部会幹事については今日の議題でも取り上げつつ今後検討していきたい。
来年の総会は、2027年6月7~8日に大阪中之島美術館で開催予定。
2. 協議事項
(1) 今年度の活動について
いま気になっていることや今後部会
で進めていきたいこと、取組むべき課
題について案の洗い出しを行った。
提案された主な課題・取組
・データ作成方法(人材・予算・ガイド
ライン)
・デジタル化統計(進行具合・ノウハウ・
課題・活用の事例)
・データベース連携(プラットフォーム
の活用・権利関係・PD利用・知る機会)
・データベース管理(引継ぎ・DBソフトの利用・公開情報に対する共通認識)
・アーカイブズ資料所在調査(2022年調査の追跡調査+現状確認・今後の展望)
・外部講師を招いての研修会・勉強会の開催
・東文研の図録からの論文採録の基準
以上を踏まえて今年度の活動として
は、まずは「作品情報チーム」と「アーカ
イブズチーム」に分かれ、現状の把握・課
題の洗い出しを目的としたアンケート調
査を会員館に対して行い、その調査結果
をもとに12月~2月に向けて外部講師
を含めた研修会・勉強会の企画・開催を
目指すことになった。
チーム分けと主な調査課題
作品情報チーム:権利、プラットフォ
ーム、ガイドライン、引継ぎ
アーカイブズチーム:所在調査、研究成果・自館の記録類(機関アーカイブズ)の管理, 活用, 公開
(2) 今後の部会運営について
(鴨木)今後の部会運営、特に幹事の選出方法について今年度中に検討したい。情報・資料研究部会の幹
事はこれまで任命制だったが、他
の部会では輪番制を採用してお
り、さらに教育普及研究部会や小
規模館研究部会では幹事は2名
以上の体制を取っている。任期は
だいたい1~2年ほど。
幹事の仕事内容は、企画・推進で、
具体的には部会の計画・調整・進
行、幹事会への出席など。予算要
求も可能だが、年度計画をまとめ
て申請、承認される必要がある。
さらに報告書の作成、総会等での報告も必要となる。
(中平)幹事の仕事は専門性を必要とするため、選出方法については検討が必要。立候補や推薦といった形
も選択肢としてあっていいと思う。
(川口)幹事に専門性を求める必要のない、運営方法を検討するのも一つでは。
議論の結果、幹事の選出方法については運営方法も含め、今年度中に検討を進めることになった。
(3) 次回会合について
次回会合は7月中下旬〜8月上旬
に開催の方向で調整する。アンケー
ト案を共有し内容のブラッシュアップ
を行う。
3. その他共有事項
(黒澤)博物館コレクション管理研究
究会の設立案内が来ていたが、
全美以外のほかの研究会との情
報共有はこれまでされてきたの
か。
それぞれの会で情報共有ができると活動する上で有益ではないか。
→今後情報収集や共有を進めていく。
(中平)美術館内での仕事でAIをどこまで活用しているのか、また美術館内での活用にガイドラインのよう
なものがあるなら情報共有してほしい。
→現段階で美術館界隈での活用ガイドラインはないとの認識。次回以降の議題としたい。
4. 部会長挨拶/山梨絵美子部会長
今年度の活動内容がある程度決められたが、これらの活動が美術館全体や美術館職員の日々の業務で上
手く活用できるようになるよう進めていきたい。

1. 報告事項
(1) 「第39回全国美術館会議学芸員研
修会」報告書について
報告書の冊子体が3月31日に刊行
された。各美術館にも発送済。部会
員分のストックは確保しているので
個別に必要な場合は事務局の方から
発送することが可能。
(2) 「第6回(第75回)一般社団法人全
国美術館会議社員総会」について
(鴨木)6月4~5日に長野県立美術館で開催された。例年よりも参加者が多く、議論も盛り上がった印象。特
に話題となったのは「全美の会費改定について」で、来年度からはこれまでの3万円から5万円への値
上がりになるとのこと。ただし、館の規模や美術館が所在する自治体の人口のいずれかによって減免
処置が行われる。合わせて会則も改定予定。ちなみに館の規模とは、学芸業務に携わる職員の数(司
書やアーキビスト含む)、つまりは全美の会員館名簿に載っている学芸系職員の人数の合計による。
一部の館からはこれまで司書等については掲載していなかったが今後は司書等も載せるべきかとの
質問が挙がった。
(川口)これまでは司書等を名簿に載せるかどうかは各館の判断によっていたが、今後は載せることが前提
となる。
(鴨木)役員等、理事の改選の報告があった。関連し、理事の人選についての質問が挙がった。事務局からは
館の規模や設立主体、バランス等を考慮した人選となっていると回答があった。
(川口)ZENBI 全国美術館会議機関誌については30号が刊行予定だが、今後の刊行についてはWeb版の
みの公開となるとのこと。
(山梨)長年携わって来た編集部の再編、編集作業の見直しがあり、それに伴った変更となっている。それに
関連して、各研究部会の幹事が固定化することの是非についても指摘があった。幹事業務にはかなり
の負荷もかかるので各部会で検討すべきと提案があった。
(鴨木)部会幹事については今日の議題でも取り上げつつ今後検討していきたい。
来年の総会は、2027年6月7~8日に大阪中之島美術館で開催予定。
2. 協議事項

(1) 今年度の活動について
いま気になっていることや今後部会
で進めていきたいこと、取組むべき課
題について案の洗い出しを行った。
提案された主な課題・取組
・データ作成方法(人材・予算・ガイド
ライン)
・デジタル化統計(進行具合・ノウハウ・
課題・活用の事例)
・データベース連携(プラットフォーム
の活用・権利関係・PD利用・知る機会)
・データベース管理(引継ぎ・DBソフトの利用・公開情報に対する共通認識)
・アーカイブズ資料所在調査(2022年調査の追跡調査+現状確認・今後の展望)
・外部講師を招いての研修会・勉強会の開催
・東文研の図録からの論文採録の基準

以上を踏まえて今年度の活動として
は、まずは「作品情報チーム」と「アーカ
イブズチーム」に分かれ、現状の把握・課
題の洗い出しを目的としたアンケート調
査を会員館に対して行い、その調査結果
をもとに12月~2月に向けて外部講師
を含めた研修会・勉強会の企画・開催を
目指すことになった。
チーム分けと主な調査課題
作品情報チーム:権利、プラットフォ
ーム、ガイドライン、引継ぎ
アーカイブズチーム:所在調査、研究成果・自館の記録類(機関アーカイブズ)の管理, 活用, 公開
(2) 今後の部会運営について
(鴨木)今後の部会運営、特に幹事の選出方法について今年度中に検討したい。情報・資料研究部会の幹
事はこれまで任命制だったが、他
の部会では輪番制を採用してお
り、さらに教育普及研究部会や小
規模館研究部会では幹事は2名
以上の体制を取っている。任期は
だいたい1~2年ほど。
幹事の仕事内容は、企画・推進で、
具体的には部会の計画・調整・進
行、幹事会への出席など。予算要
求も可能だが、年度計画をまとめ
て申請、承認される必要がある。
さらに報告書の作成、総会等での報告も必要となる。
(中平)幹事の仕事は専門性を必要とするため、選出方法については検討が必要。立候補や推薦といった形
も選択肢としてあっていいと思う。
(川口)幹事に専門性を求める必要のない、運営方法を検討するのも一つでは。
議論の結果、幹事の選出方法については運営方法も含め、今年度中に検討を進めることになった。
(3) 次回会合について

次回会合は7月中下旬〜8月上旬
に開催の方向で調整する。アンケー
ト案を共有し内容のブラッシュアップ
を行う。
3. その他共有事項
(黒澤)博物館コレクション管理研究
究会の設立案内が来ていたが、
全美以外のほかの研究会との情
報共有はこれまでされてきたの
か。
それぞれの会で情報共有ができると活動する上で有益ではないか。
→今後情報収集や共有を進めていく。
(中平)美術館内での仕事でAIをどこまで活用しているのか、また美術館内での活用にガイドラインのよう
なものがあるなら情報共有してほしい。
→現段階で美術館界隈での活用ガイドラインはないとの認識。次回以降の議題としたい。
4. 部会長挨拶/山梨絵美子部会長
今年度の活動内容がある程度決められたが、これらの活動が美術館全体や美術館職員の日々の業務で上
手く活用できるようになるよう進めていきたい。
(報告者:国立工芸館 廣川晶子)
参加者:20名(会員名簿順)
山梨絵美子(千葉市美術館) 部会長
鴨木年泰(東京富士美術館) 幹事
川口雅子(国立アートリサーチセンター) 幹事
古本智恵(宇都宮美術館)
谷口英理(国立アートリサーチセンター)
溝上心太(国立アートリサーチセンター)
ハリントン角皆萌仁香(国立アートリサーチセンター)
黒澤美子(国立西洋美術館)
中平洋子(ちひろ美術館・東京)
長名大地(東京国立近代美術館)
中江花菜(東京都美術館)
廣川晶子(国立工芸館)
矢口琴衣(長野県立美術館)
三浦敬任(奈良県立美術館)
奥野雅子(大阪中之島美術館)
清原佐知子(大阪中之島美術館)
政次加奈子(大原美術館)
横尾千穂(大原美術館)
福田浩子(広島県立美術館)
石黒礼子(福岡県新県立美術館建設室)
鴨木年泰(東京富士美術館) 幹事
川口雅子(国立アートリサーチセンター) 幹事
古本智恵(宇都宮美術館)
谷口英理(国立アートリサーチセンター)
溝上心太(国立アートリサーチセンター)
ハリントン角皆萌仁香(国立アートリサーチセンター)
黒澤美子(国立西洋美術館)
中平洋子(ちひろ美術館・東京)
長名大地(東京国立近代美術館)
中江花菜(東京都美術館)
廣川晶子(国立工芸館)
矢口琴衣(長野県立美術館)
三浦敬任(奈良県立美術館)
奥野雅子(大阪中之島美術館)
清原佐知子(大阪中之島美術館)
政次加奈子(大原美術館)
横尾千穂(大原美術館)
福田浩子(広島県立美術館)
石黒礼子(福岡県新県立美術館建設室)