第22回情報・資料研究部会会合報告


第3回企画セミナーのまとめ

3年間3回にわたり開催したセミナーについて
1. 小冊子などにまとめて活用できるようにする
2. 首都圏・中部・関西と開催したので他の地域で継続開催を目指す
3. 内容などを組み替えてセミナー形式で開催を目指す
などの各案を検討した。検討結果は下記本年度の活動についてを参照。

第2回研究部会幹事会(2012.2.17)報告

幹事会に出席した幹事2名より下記内容について概要を報告した。
・震災復興募金の今後の活用について。
・全美HPのリニューアル報告
・全美ニュース第1号の発行報告
・全美HPの今後の運営について
・第61回総会関連事業について
・第27回学芸員研修会について
・部会活動費について

本年度の活動について提案およびディスカッション

下記の活動案についてそれぞれ検討した。

1. 3年間のセミナー実施についての小冊子の編集発行
下記ワークショップの開催を企画することとなり、小冊子の発行については行わないこととなった。

2. 「全国美術館所蔵目録書誌」作成計画
詳細別紙提案書参照。作業方法等を具体的に検討し、今後2年間のスケジュールで完成を目指すこととなった。

3.フェイスブックの活用について
現在試験的に運用している部会のフェイスブックページについて、今後も部会活動の広報ツールの一つとして継続運用していくこととなった。

4.「作品情報の発信」ワークショップの開催
3回連続企画セミナーでも関心の高かったテーマの一つ「作品情報の発信」について、文化遺産オンラインへの参加・登録の実際を体験するワークショップを開催することとなった。本ワークショップでは文化遺産オンラインなどのツールを有効に活用して自館の作品情報を発信することの可能性について検討する。

検討の結果、本年度の活動として、下記の2つの活動にとりくむこととなった。

・「全国美術館所蔵目録の目録」作成計画(仮称)
全国美術館会議会員館が発行する冊子体やオンラインの所蔵目録(収蔵品データベース等)の情報を収集し、その総覧を全国美術館会議のホームページ上で公開するプロジェクト。全国の美術館学芸員等が国内の美術品を検索する際に役立つことが期待される。2カ年計画で作成を目指す。
・「作品情報の発信」ワークショップ(仮称)
開催日(案):9月14日(金)
会場(案):国立新美術館 講堂(3F)
主催(案):全国美術館会議 情報・資料研究部会、国立新美術館、国立情報学研究所
内容:所蔵作品のデータ数件ずつを持ち寄り、ワークショップの中で実際に登録を行ってみる。登録の実際と今後の情報発信の可能性についてのケーススタディとなることを目指す。

第61回全国美術館会議総会での活動報告について

5月に開催が予定されている総会での研究部会活動報告について、幹事2名(鴨木・川口)にて報告を行うこととなった。

・次回会合について
次回第23回部会は5月23日(水)15:30〜 国立西洋美術館にて

参加者:12名

山脇佐江子(姫路市立美術館)部会長
鴨木年泰(東京富士美術館)幹事
川口雅子(国立西洋美術館)幹事
嶋田紗千(世田谷美術館)
住広昭子(東京国立博物館)
中村節子(ブリヂストン美術館)
福田訓子(中山道広重美術館)
水谷長志(東京国立近代美術館)
室屋泰三(国立新美術館) ※五十音順

高野明彦(国立情報学研究所) ※オブザーバー参加
丸川雄三(国際日本文化研究センター) ※オブザーバー参加
小林豊子(全国美術館会議 事務局) ※オブザーバー参加

情報・資料研究部会過去の活動一覧

日時
2012年4月18日(水)
15:00〜17:30
場所
国立西洋美術館 研究資料センター閲覧室(地下1階)