川崎市市民ミュージアムの被災収蔵品レスキュー作業について(参加者募集)

 2019年10月12日の東日本台風(19号台風)によって、川崎市市民ミュージアム(KCM)が被災、収蔵作品・資料が水損して6年が経過しました。 現在も毎日、館職員、市職員、ボランティア、文化財保存修復の関係団体や美術館・博物館関係団体の救援参加者によって、復旧に向けた作業が継続的に進められています。昨年度、本会からは延べ45名の会員館職員の方々に参加いただきました。
 本レスキュー作業は、美術館同士の共助としての意義と同時に、活動や作業を通じて、近年その危険性が増している水害による、被災資料の応急処置を学ぶ貴重な機会にもなっています。保存修復の専門知識や専門技術をもたない方も歓迎しております。
 作業は一日単位で参加できます。学芸部門だけでなく事務部門など館内の職員にも参加のお声がけをいただき、引き続きご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

  1. 作業内容:被災収蔵品の応急処置等
  2. 作業期間:令和7年4月~令和8年3月末
  3. 作業予定日:美術部門 月、火、水曜日
          博物部門 木、金、土曜日
          10:00~16:00
 ※本活動にかかる交通費と宿泊費は、川崎市が負担し、全国美術館会議を通して支払われます。

  ・救援活動登録票
  ・川崎市市民ミュージアム被災収蔵品レスキューの記録について
  
  2025年10月14日
災害対策委員会
               

お問合せ先

全国美術館会議事務局
 ファクス:03-6272-8558
 電子メール:info(a)zenbi.jp [(a)を@に変更してください]