第60回小規模館研究部会会合報告

内容

1. 令和7年度の活動報告及び決算について
  前年度の主幹事館である有島記念館から提出された資料に基づき、第58回会合及び第59回会合・研修会
 の活動報告と決算について説明があった。
  第59回会合・研修会では、「小規模館と観光資源」をテーマに講演や事例報告、視察研修を実施し、観光資
 源を活用した美術館活動について理解を深めた。
  決算については、ニセコ町からの補助金によって研修に係るバス代等が賄われた経緯について事務局から
  補足説明があった。また、研究部会ごとに事業規模や内容が異なることから、今後の予算配分のあり方に
  ついても意見が交わされた。
   審議の結果、令和7年度活動報告及び決算が承認された。
2. 新規加盟希望館と加盟館の確認について
 (1) 新規加盟館の承認
   韮崎大村美術館から加盟の申請があり、同館の沿
  革、コレクション及び活動内容について紹介があっ
  た。
   審議の結果、同館の加盟が承認された。
 (2) 加盟館の確認について
   加盟館の継続意思及び連絡先の確認結果について
  報告があった。
   担当者の異動や退職等によって連絡が取れなくなる
  事例があることから、加盟館との連絡体制や名簿の管
  理方法について意見交換を行った。
   今後は、各館の代表メールアドレスを基本としながら、必要に応じて担当者の連絡先も登録するなど、確
  実な情報共有の方法を検討することとした。
   また、Googleフォームを活用した回答の集約方法についても意見が交わされた。
   加盟館確認の運用方法については、主幹事館が引き続き検討し、次回会合で報告することとなった。 
3. 令和8年度幹事館の交代について
  令和8年度の幹事館について、以下のとおり報告があった。
   主幹事館:入江泰吉記念奈良市写真美術館
   副幹事館:中村屋サロン美術館、ヨックモックミュージアム、萬鉄五郎記念美術館
4. 令和8年度活動計画及び予算について
 (1) 活動計画
   令和8年度の活動計画について、主幹事館である入江泰吉記念奈良市写真美術館から説明があった。
   第61回会合・研修会は、令和8年11月11日(水)・12日(木)の2日間、奈良市内で開催する予定である。
   研修会のテーマは「町に眠る作品・資料の発掘と活用」とし、小規模館における作品・資料の調査、収集、
  保存、活用について、各館の実践事例を通じて考える機会とする。
   また、写真資料のデジタルアーカイブ化や大学との連携、デジタル技術を活用した教育普及活動等につ
  いても紹介する予定である。研修会では、春日大社国宝殿や東大寺ミュージアム等の見学、文化財修復に
  関する講義などを計画している。
 (2) 予算
   令和8年度予算案について説明があった。
   収入として全国美術館会議からの助成金20万円を計上し、支出については幹事館交通費補助、会場使
  用料、講師謝金、資料費等を予定している。
   近年の観光需要の増加による経費上昇を踏まえ、必要に応じて参加者負担をお願いする可能性がある
  ことについても説明があった。
   審議の結果、令和8年度活動計画及び予算案が承認された。 
5. 加盟館近況報告
  各加盟館から、展覧会、教育普及事業、地域連携、施設運営等について近況報告があり、各館が抱える課題
 や取り組みについて情報交換を行った。

出席者:35名

加盟館31名、オブザーバー4名

小規模館研究部会過去の活動

日時
2026年6月5日(金)
9:30~12:00
場所
長野県立美術館
B1 ホール

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