[全国美術館会議 情報・資料研究部会 企画セミナー III ]美術情報・資料の活用 ― 展覧会カタログからWebまで
情報・資料研究部会は、美術館における情報・資料の活用について、2009 年度から毎年セミナーを開催してきました。2009 年度の第1 回は、2 日間6 講座によるセミナーを東京国立博物館・国立西洋美術館にて開催、2010 年度の第2 回セミナーは愛知芸術文化センターにて開催し、受講者より好評をいただくことができました。本年度は関東・中部と実施してきた会場を関西の地に移し、連続セミナー企画の掉尾を飾る第3 回セミナーを奈良国立博物館にて開催します。
本セミナーでは、変化のスピードが激しいライブラリーの現況を踏まえた上で、展覧会カタログ、美術館の逐次刊行物から始めて、近年Web 上で構築・活用が進んでいる電子的リソースについても視野を広げ、書籍からデジタル情報までさまざまな美術情報・資料の効果的な整理・利用法を検討します。当研究部会が以前より取り組んできたテーマである作品情報へのアクセスと発信についても最近の動向を紹介し、美術館の現場で広く関心を呼び起こしていきたいと考えています。
今回の会場である奈良国立博物館仏教美術資料研究センターは本年8 月にリニューアルオープンしたばかりで、例年の6講座に加え、同館の文化財アーカイブズ形成の先端事例について招待講座としてご紹介いただくことになりました。これらの講座により、情報という地平から美術館が社会とどう関わっていくかを考えるきっかけをご提供できれば幸いです。
主 催: 全国美術館会議 情報・資料研究部会 / 奈良国立博物館
参加資格: 全国美術館会議会員館メンバーもしくは本セミナーに関心のある方で、2 日間のプログラムに通しで参加可能な方
応募方法: 応募要項をご参照ください。 応募要項(PDF:327.8KB)
本セミナーでは、変化のスピードが激しいライブラリーの現況を踏まえた上で、展覧会カタログ、美術館の逐次刊行物から始めて、近年Web 上で構築・活用が進んでいる電子的リソースについても視野を広げ、書籍からデジタル情報までさまざまな美術情報・資料の効果的な整理・利用法を検討します。当研究部会が以前より取り組んできたテーマである作品情報へのアクセスと発信についても最近の動向を紹介し、美術館の現場で広く関心を呼び起こしていきたいと考えています。
今回の会場である奈良国立博物館仏教美術資料研究センターは本年8 月にリニューアルオープンしたばかりで、例年の6講座に加え、同館の文化財アーカイブズ形成の先端事例について招待講座としてご紹介いただくことになりました。これらの講座により、情報という地平から美術館が社会とどう関わっていくかを考えるきっかけをご提供できれば幸いです。
主 催: 全国美術館会議 情報・資料研究部会 / 奈良国立博物館
参加資格: 全国美術館会議会員館メンバーもしくは本セミナーに関心のある方で、2 日間のプログラムに通しで参加可能な方
応募方法: 応募要項をご参照ください。 応募要項(PDF:327.8KB)
プログラム
第1 日 2011 年12 月16日(金) | |
12:30 受 付 | |
13:00-13:05 (5分) | 挨 拶:湯山 賢一(奈良国立博物館 館長) |
13:05-13:10 (5分) | 開会の挨拶:山脇 佐江子 (姫路市立美術館 館長 / 情報・資料研究部会長) |
13:10-13:30 (20分) | 総 論「美術情報・資料の活用―提供と利用のはざまにおいて」 水谷 長志(東京国立近代美術館) |
13:30-14:10 (40分) | 第I講「展覧会カタログ」 住広 昭子(東京国立博物館) |
(15分) | 休 憩 |
14:25-15:05 (40分) | 第II講「美術館の逐次刊行物」 中村 節子(石橋財団ブリヂストン美術館) |
15:05-15:45 (40分) | 第III講「今日の図書館から俯瞰する美術館の資料活動」 水谷 長志 |
(15分) | 休 憩 |
16:00-17:00 (60分) | 招待講座 「文化財アーカイブズの形成にむけて -奈良国立博物館での取り組みから-(仮)」 宮崎 幹子(奈良国立博物館) 嘉数 周子(奈良国立博物館) |
(15分) | 休 憩 |
17:15-18:15 (60分) | 自己紹介+質疑討論 |
19:00 ~ 懇 親 会 | |
第2 日 2011 年12 月17日(土) | |
09:15 受 付 | |
09:30-10:10 (40分) | 第IV講「電子的リソース(二次資料)」 水谷 長志 |
10:10-10:50 (40分) | 第V講「電子的リソース(一次資料)」 川口 雅子(国立西洋美術館) |
(15分) | 休 憩 |
11:05-12:15 (70分) | 第VI講「作品情報のアクセスと発信」 室屋 泰三(国立新美術館) |
12:15-13:30(75分) | 昼休み |
13:30-14:30 (60分) | 施設見学「仏教美術資料研究センター」 |
( 5分) | 休 憩 |
14:35-15:25 (50分) | 質疑討論 |
15:25-15:30 ( 5分) | 閉会の挨拶:鴨木 年泰 (財団法人 東京富士美術館 / 情報・資料研究部会幹事) |