(財)日本科学協会より「平成19年度笹川科学研究助成募集」のご案内

21世紀は大きな価値基準の転換と、そのもとになる哲学の転換期であり、今後、直面する諸課題を克服し展望を拓いていくために、科学・技術は重要な鍵を握っています。科学・技術において重視されるべきものは、新たなものを生み出し、活用する「新しい地の創造」に向けなければなりません。それには、これまで必ずしも十分な活躍の機会を与えられなかった多様な人材が能力を発揮できるようにするため、優れているが他から研究助成が受け難い研究を掘り起こし、新規性、独創性または萌芽性をもち、発想や着想に意外性をもった研究に視点をあてます。もって、科学・技術研究の次代を担う人材育成と、その研究を奨励して科学・技術研究の振興を図ることを目的とします。

実践研究部門

1.研究対象領域
実践研究とは、教育・学習・自立支援等を行う様々な組織・団体・施設(以下「現場」という)に所属するものまたはグループが、その現場で所有する資料の調査研究はもとより、現場で抱える諸問題解決のため、あるいは新たな指導方法導入のための事例研究や開発研究等も含めて、その成果が現場、または広くその分野の活性化に寄与することを目的とする研究です。
なお、この部門は、従来の「学芸員・図書館司書等が行う研究」を見直し、新しい要素を加え対象者の枠も広げていますが、学芸員・図書館司書の方々には、引き続き応募を期待しています。

2.募集対象者
現場に所属する専門的立場にある者(教員、学芸員、図書館司書、スクールカウンセラー、指導員等)で、嘱託等の非常勤でも、現場との関わりが明確であれば対象となります。

3.研究計画と助成額
研究計画は、申請者が主体となって行う研究で、単年度(平成19年4月1日から平成20年2月10日まで)内に研究計画が達成され、成果をとりまとめられるものとします。なお、2ケ年継続計画も可としております。
助成額は、前期期間内における研究の実施に直接必要な経費とし、1研究計画50万 円(単年度)を限度とします。

4.募集期間
平成18年10月1日から平成18年10月13日まで(必着)

応募方法

詳しくは、(財)日本科学協会Webサイトにて、「募集要項」「申請の手引き」をご覧の上、ご応募ください。
応募は、所定の申請書を使用して下さい。なお、申請書もWebサイトからダウンロードできます。
http://www.jss.or.jp/

本件問い合わせ先及び申請書書類提出先

財団法人日本科学協会 笹川科学研究助成係
〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル5F
TEL 03-6229-5365 FAX 03-6229-5369
Email: jss@silver.ocn.ne.jp
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