美術品国家補償法が成立しました

3月29日の衆院本会議において、「展覧会における美術品損害の補償に関する法律」が全会一致で可決され、成立しました。

同法案は昨年秋の臨時国会で衆院を通過しましたが、参院で継続審議となりました。そのため、今通常国会において3月25日の参院本会議で全会一致可決後、衆院に改めて送付されていました。

全国美術館会議では平成13年以来、美術品国家補償制度の創設を国に要望し、実現に向けた取り組みを重ねてまいりました。平成13年11月12日に財務大臣および文化庁長官に要望書を提出し、昨年5月19日、および今年3月10日にも関係省庁に要望書を提出しました。
条文(PDF:107.9KB
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