美術史学会東西合同シンポジウム「学芸員のキャリア・トランジション~その事例と功罪~」(2月11日)のお知らせ(後援:全国美術館会議)

美術史学会美術館博物館委員会 東西合同シンポジウム「学芸員のキャリア・トランジション~その事例と功罪~」

日 時 2024年2月11日(日)13:00~17:00
会 場 大阪市立大学140周年記念講堂及びZoomによるオンライン配信
     〒558−8585 大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学杉本キャンパス一号館内     
定 員 会場150名 オンライン300名 ※事前申込制、先着順。
参加費 無料。学会員以外の方も聴講可。
主 催 美術史学会(美術館博物館委員会 担当:美術史学会西支部運営委員・菅原真弓、
    同西支部専門委員・渡邊麻里)

趣 旨

 学芸員という職業に就く人々の特徴のひとつは、キャリア転換がしばしば行われることであろうと思います。若かりし頃に抱いた「学芸員になりたい!」との志は変わらずとも、他の美術館博物館への転出や大学教員への転出などの事例は枚挙にいとまがありません。いわゆる専門職、研究職のキャリア形成スタイルから見ても、かなり異質であることは事実です。
 ではなぜ学芸員はキャリア転換をしばしば行うのでしょうか。学芸員本人の学問的専門という問題や家庭の事情、といった事柄は容易に想像できますが、それ以外にも様々な要素があるのではないでしょうか。
 そこで今年度の美術館博物館委員会東西合同シンポジウムでは、「学芸員のキャリア・トランジション」をテーマに開催し、キャリア転換を行った方々、敢えてこれを行わなかった方々など様々な方に、ご自身の経験談をお話し頂きたいと考えました。本シンポジウムは「学芸員なんていらない!?―学芸員不要論を撃つ―」(2008)、「いまどきの新・学芸員―採用の現状と未来―」(2012)に続き、学芸員というキャリアについて考える試みです。
 学芸員職を目指す若い学生の方は無論のこと、現在学芸員として勤務されておられる方にもぜひご参加頂きたいと思います。
 なお、本シンポジウムにご参加頂ける方もそうでない方も、シンポジウムに先立ち、学芸員のキャリアに関するアンケートにご協力頂きたくお願いいたします。

プログラム

13:00〜13:05 開会挨拶(美術史学会西支部代表委員 井手誠之輔/九州大学)
13:05〜13:10 趣旨説明(同西支部美術館博物館委員 菅原真弓/大阪公立大学)
13:10〜13:25 基調報告:実例データ(インタビュー結果とアンケート結果)を基に 
              同委員会専門委員 渡邊麻里
13:25〜14:10 基調講演 栗田秀法(跡見学園女子大学教授)
          「現代の博物館における学芸員」(仮) 
14:10〜14:30 実例報告1 横山勝彦(呉市立美術館館長)
          「物館から博物館へ」
14:30〜14:50 実例報告2 野田麻美(神戸大学講師)
          「博物館から大学へ」
14:50〜15:10 実例報告3 田中梨枝子(京都芸術大学准教授)
          「民間企業から博物館、そして大学へ」
15:10〜15:30 実例報告4 奥村泰彦(和歌山県立近代美術館)
          「博物館」
15:30~15:50 休憩
15:50〜16:55 ディスカッション 司会・菅原真弓、話題提供・渡邊麻里
16:55〜17:00 閉会の挨拶
シンポジウムチラシ(PDF:816.6KB
 

申込方法(事前申込制・先着順)

 下記、参加申込フォームページに必要事項をご記入のうえ、お申込みください。申し込み先着順にて受け付けさせていただきます。

参加申込フォームページ

締め切りは2月2日(金)23:59
※お申込みいただいた方には、受信確認メールが自動送信されます。受信確認メールがない場合、入力されたメー
 ルアドレスに誤りがある可能性がありますので、迷惑フォルダをご確認のうえ、再度申し込みをお願いします。
※参加者には、2月9日(金)までに参加に必要な情報をお知らせいたします。

お問い合わせ

美術史学会西支部美術館博物館委員会
bihakusympo2023(a)gmail.com [(a)を@に変更してください]
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