美術館運営研究部会過去の活動

日時
2012年3月6日(火)
10:30~12:30
場所
国立国際美術館 会議室

第16回美術館運営制度研究部会会合報告

おもな内容

1.美術館倫理規程の調査方針
 全国美術館会議としての美術館倫理規定の扱いの検討
 (1)ICOM、日本博物館協会の資料の検討
 (2)全国美術館会議として独自の規定を作る必要性があるか
 (3)全国美術館会議としての方向性の提案
2.作成する場合の内容
3.作成しない場合の方針
4.来年度の活動方針について
5.その他
 資料1 博物館倫理規程に関する調査研究報告書(2011年3月)
   2 ICOM 職業倫理規程(2004年10月改訂)
   3 ICOM 博物館の職業倫理
   4 美術館倫理規程の検討について(日本博物館協会理事会報告)
   5 その他

出席者:山梨俊夫、雪山行二、浅野秀剛、篠 雅廣、浜田拓志、浅沼 塁、前田忠史、河﨑晃一
    

報 告

前回(2月6日)の部会での話し合い(全国美術館会議として定められた倫理規定は必要か否か)をもとに、出席者全員が「ICOM倫理規定」「日博協倫理規定報告書」を熟読の上参集した。

1、美術館倫理規程の調査方針
(1)基本的には、全国美術館会議独自の倫理規定は、今後作成する必要はないのではないか。
 =全員一致の見解。
(2)これまでの全美の動き
 第49回総会の報告書にあるが、中途半端に終わっている。その後東海地域でさらにまとめた
 ものがあり、それは、文化庁の見解に反映されているようである。情報収集の必要あり。
(3)ICOMの倫理規定を基本に日本博物館協会の報告資料に基づく考えを示す方向であっても、
 全美独自のものを作らない理由付けが必要である。
  →議論する場は必要である。=国内的な問題、美術館的な問題、2004年からの指定管理
   が絡む問題(設置責任者へのモラル、規制)・・
   地域創造でも倫理規定に関する委員会(篠氏が委員長)を作って協議した。
   首長あてに発信したが、反応なし。
(4)文科省が調査しているとのこと、日博協のアンケート、報告書待ちの段階。
(5)日本博物館協会の報告書をどう読むか(安田篤生氏=原美術館の調査)
(6)社会的状況から見る⇒そのための研究会、シンポジウムが必要ではないか?
  (a)美術館は社会的に閉じられた世界(不信感があるのでは)、そこにかかわる教育普及、
     ボランティア、レストラン、ショップなどで働く人、友の会との共有できる内容を作
     る。職員だけの内部倫理規定ではなく美術館を取り巻くさまざまな人々に知らしめる
     方法が必要ではないか。
  (b)各館の協力者に配布するための小冊子を作る研究会が必要。
  (c)小冊子=市民に奉仕する方法が書かれているもの(ICOMを参考に)、望ましい設置
     の姿を共有する。

2、今後の運営制度研究部会として(2、作成する場合の内容  3、作成しない場合の方針)
(1)日博協のHPに報告書がアップされると聞いている。それらおよび以前の全美の報告に
  携わった人(渡邉妙子氏=佐野美術館、安田篤生氏、貝塚健=ブリヂストン美術館ら)
  にインタビュー。
(2)上記の人を招き5月の総会のあとに部会(研究会)を開催する。
 ※部会(5月総会後)準備に関しては、河崎が山梨部会長、事務局と連絡を取り、
  日時、場所を決める。
(3)5月部会は、新規部会員の勧誘をかねる。
(4)開催場所は、鳴門・大塚国際美術館または大阪・国立国際美術館。
(5)インタビューで、全美で倫理規定を作る必要とする意見があれば、その理由を求める。

4、来年度の活動方針について

5、その他
(1)学芸員の国際化 日本+オーストラリア
(2)法人化(公益財団法人)のための準備
(3)指定管理者制度 スタッフの任期、職員の非固定化についての問題

以上

 
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