情報・資料研究部会過去の活動一覧

日時
2014年9月9日(火)
14:00〜17:00
場所
国立西洋美術館 第一会議室(地下1階)

第37回情報・資料研究部会会合報告

内 容

1. 「全国美術館会議会員館 収蔵品目録総覧
  2014」プロジェクト
  本公開に向けた今後の作業について以下のと
 おり協議した。
 本公開に向けた告知
 (1) 全美公式ホームページでの告知
 (2) 関係メーリングリストでの告知(全美、
   JADS、Muse-lib、専門図書館他)
 (3) 部会Facebookページでの告知
 (4) 機関誌ZENBIでの告知
 (5) 学芸員研修会の募集要項に同封(データ提
   供館への告知を兼ねる)
 (6) 国立国会図書館「カレントアウェアネス」
 (7) アート・ドキュメンテーション学会通信誌
 (8) その他
 本公開のあり方について
 ・キャッチとなるバナー画像イメージを作成、
  デザイン要素を加味する
 ・プロジェクト紹介文の記述についてよりわか
  りやすくする…収蔵品を調べるためのツール
  である、等 
 ・「調査の経緯と今後のプロセス」欄の記述に
  本公開後の展望について加筆
 ・その他細かな記述の変更を検討 
 ・本プロジェクトの掲載館数や冊数等の統計的
  データも合わせて発信する。
 その他 
 ・本総覧に掲載された目録を東京以外の地域で
  閲覧できる拠点的なアートライブラリーや資
  料交換(寄贈)の問題等

2. 「美術館の情報発信」をテーマとした学芸員
 研修会開催について 
  学芸員研修会の開催について協議し、各発表
 者の発表内容について意見交換を行った。概要
 は以下のとおり。
 2部形式で構成。 
 第1部は2カ年計画で取り組んできた「全国美術館会議会員館 収蔵品目録総覧 2014」プロジェクトの成果報告。
 第2部は「美術情報の発信」について。当部会が継続して取り組んできた全国美術館会議会員館のホームページ調査結果を踏まえ、「ホームページにおける作品情報の発信」をテーマ1として発信内容に特色のある先進事例と国内美術館のホームページの概況について報告する。
 テーマ2として「美術情報の拠点」について地域における美術情報拠点の問題について考察する発表を1題、幅広く最新の動向を紹介する報告を1題紹介する。
 名 称: 全国美術館会議 第29回学芸員研修会
 テーマ: 「美術館はホームページで何を発信
      すべきか?/学芸員は美術情報資料
      をどこで入手するのか?」
 開催日時:2015年3月9日(月)13:00─17:00
 会 場: 国立西洋美術館 講堂または
      東京国立博物館
 主 催: 全国美術館会議
 プログラム(案)
   12:30─13:00受付
   13:00 開会 開会挨拶 未定
   13:05 趣旨説明 未定
  第1部
   13:10─13:40「全国美術館会議会員館 収蔵品目録総覧 2014」成果報告
                           /川口雅子(国立西洋美術館)
  第2部
   13:40─14:40 テーマ1「美術館はホームページで何を発信すべきか?」
    発表1「先進事例報告─三重県立美術館のホームページ(仮)」
                           /田中善明(三重県立美術館)
    発表2「日本の美術館ホームページの概況(仮)」/鴨木年泰(東京富士美術館)
   14:50─15:50 テーマ2「学芸員は美術情報資料をどこで入手するのか?」
    発表3「美術情報と地域・人材の問題(仮)」  /福田浩子(広島県立美術館)
    発表4「外から見る日本の美術情報資料の現在
          ─在外日本美術資料専門家(JAL)からの提言」
                           /水谷長志(東京国立近代美術館)
   16:00─17:00 討議「美術館の情報発信と美術情報の拠点─展望と課題(仮)」 
                           /発表者全員
 進 行:鴨木年泰(情報・資料研究部会 幹事)
 討議項目:紙媒体の目録とデジタル媒体の作品情報の質的ギャップ キャプション情報+解説+
      来歴+出品歴+参考文献+関連情報・・・ 多言語での情報発信 画像情報の質 
      著作権の問題 展覧会等美術館活動の記録と発信 出品予定→出品中→出品歴 
      発信情報の充実を実現するための継続力・マンパワー 所蔵作品目録はどこで閲覧で
      きるか? 美術情報資料の充実は美術館活動の質の向上につながるか? 拠点は必要
      か? 拠点形成を妨げる課題と乗り越えるべきハードルの実態とは? 解決へのアイ
      デア、考え得るアプローチ
※討議に際し、質問票を配布・事前に回収。

開催にあたり、予稿集を刊行する。主催者挨拶1ページ。各発表のシラバス各2ページ。
シラバス原稿の〆切は1月31日(土)を予定。3月初旬に完成。

次回第38回部会は12月12日(金)14時より国立西洋美術館・第一会議室にて開催予定

参加者:8名

越智裕二郎(広島県立美術館)部会長
鴨木年泰(東京富士美術館)幹事
川口雅子(国立西洋美術館)幹事
水谷長志(東京国立近代美術館)
福田浩子(広島県立美術館)
オブザーバー参加
嶋田紗千(町田市立国際版画美術館)
中村節子(ブリヂストン美術館)
小林豊子(全国美術館会議事務局)
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