情報・資料研究部会過去の活動一覧

日時
2016年12月14日(水)
14:00〜17:00
場所
国立西洋美術館
研究資料センター閲覧室

第45回情報・資料研究部会会合報告

内 容

1. 研究部会幹事会参加報告(12月13日)鴨木・川口
  幹事会で報告されたホームページ部会からのログイン認証方式変更に関する内容について    
  来年総会以降、各館がID・パスワードを管理する方式の導入予定 
   →システム的には各館や研究部会から情報
    発信ができる仕様となり、今後のホーム
    ページの活用について新しい提案も検討
    していきたい、と。
  手続きとしては、全美事務局から各館に認証
 コードを送り、各館がその認証コードにアクセ
 スしてID・パスワードを設定する予定。
  各館の誰宛に連絡が行く予定なのか、新方式
 の認知はしっかりできるのか意見も。
 ・オブザーバーの考え方について
  オブザーバーに対する考え方・運営方法は部
  会によって様々。活動予算の使い方等にも関連し、節度を持った各部会の取り組みを尊重する
  方向。
 ・NHK 8Kスーパーハイビジョン番組の試写上映について
  来年度の総会での試写上映を検討中とのこと。
2. 収蔵品デジタルアーカイヴに関する取り組みについて(6/24研究集会の総括と今後の展開に
 ついて)
  発表時の録音記録から作成したテープ起こしテキストについて、全美ホームページの会員館
 認証ページで限定公開を進め。幹事より各発表者に校正を依頼。
 <掲載スケジュール(案)>
   12月下旬  発表者に原稿発送、各発表・パネル内での発言部分の修正を依頼
   ~1月31日 各発表者からの修正案提出期限
   2月末頃   全体校正・編集
         全国美術館会議情報・資料研究部会 研究集会開催報告として会員館ページ
         にウェブ掲載準備
   3月末    ウェブ掲載
3. 事例見学会の開催計画について
 (1) 本年度から来年度前半にかけての期間とし
  て、横浜美術館、東京富士美術館、秋田県立
  近代美術館を検討。
 (2) 2019年度には、リニューアルオープン後の
  福岡市美術館を検討。
  結果、2017年2月の部会は、横浜美術館にて
 事例見学会として開催の方向。日程・内容の調
 整を進める。
4. 「美術館の原則と美術館関係者の行動(第9草案)」について
 ・アーカイヴ資料等の言葉の問題 →p.9 上から3行目 句点に変更。
 ・現状のタイトル表記「関係者の行動」に基準とか規範とかの文言をいれなくては、何のことか
  わからないという意見。
 ・「関係者に(期待される)行動」の文言をいれるべきでは、などタイトル表記についていくつ
  かの意見があった。
5. 今後の企画準備に関する協議並びに情報交換
 ・オブザーバー参加 舛本美和氏(DNPアートコミュニケーションズ)
  福岡市美術館のデジタルアーカイヴづくりが話題に。
 ・サムネイル画像の著作権制限について
  美術館側から、美術館が使う分については、著作権制限を主張している。業界の代表は難しい
  といい、しばらく検討状態が続く見通し。
 ・所蔵品データベースの行動基準もあるといいのではないか、という意見(福岡市美術館)
   ←「美術館の原則と美術館関係者の行動(第9草案)」の中でも触れている(川口)
    美術館内のライブラリーが縮小、常勤の職員が配置されない等により、来館者と閉架書庫
    内の蔵書を取り持つ人がいなくなることへの対応・対処方法などについて話題になった。
 ・昨年度、馬渕明子・国立美術館理事長を囲んで実施した下記討論会につき、当日の録音内容を
  書き起こし、全国美術館会議情報・資料研究部会の会合報告としてウェブに掲載することとし
  た。
 <討論会開催記録>
  日程:2016年1月20日(水)
  場所:国立西洋美術館
  内容:美術館の情報公開をめぐる自由討論会
     論 点:国際化に向けての課題
     ゲスト:馬渕明子・国立美術館理事長
 <掲載スケジュール(案)>
   12月中旬  発言者に原稿発送、発言部分の
         修正を依頼
   ~1月31日 各発言者からの修正案提出期
         限
   2月末頃   全体校正・編集
         全国美術館会議情報・資料研究部会第42回会合報告としてウェブ掲載準備
   3月末    ウェブ公開

参加者:11名

越智裕二郎(西宮市大谷記念美術館)部会長
鴨木年泰(東京富士美術館)幹事
川口雅子(国立西洋美術館)幹事
八柳サエ(横浜美術館)
谷口英理(国立新美術館)
水谷長志(東京国立近代美術館)
住広昭子(東京国立博物館)
小林真由美(松岡美術館)
吉田暁子(福岡市美術館)
オブザーバー参加 桝本美和((株)DNPアートコミュニケーションズ)
小林豊子(全国美術館会議事務局)
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