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日時
2004年10月16日(土)
14:00~16:00
場所
福島県立美術館 会議室

第1回ホームページ開設・運営研究部会会合報告

内 容

 会議では、別紙のサイトマップ及びホームページ試作版をもとに、様々な課題と解決策を協議し
た。以下はその要約である。

1. 全国美術館会議ホームページは、全美の様々なアーカイヴに加盟館のメンバー(及びそれに準
 ずるモティベーションをもった人々)がアクセスし、美術館運営をめぐる様々な問題や課題の解
 決に役立つことをめざす。
2. 全美ホームページは、現在全美事務局が出している紙媒体の情報(たとえば全美ニュースや総
 会の議事録等々)に速報性と浸透性を与える。
3. 全美ホームページは、美術館運営の直接の関係者だけを対象とするのではなく、ホームページ
 にアクセスする全ての人々にも全美のメッセージを伝えることをめざす。
4. 一般にホームページは立ち上げる時は熱気もあり、初期費用の予算措置等のサポートも厚い。
 つまりホームページを立ち上げることはそう困難なことではない。むしろ問題は日々の更新作業
 であり、アーカイヴを充実させ、整理していく作業である。全美の各組織との連絡調整作業も含
 んだこの作業に、多大の手間と入手がかかることははっきりしている。したがって全美ホームペ
 ージは最初から手を広げずに、別紙のような必要最低限の構成でスタートを切り、メンテナンス
 に対する今後の予算措置に応じて、長期的な視野でその内容を充実させていくこととする。
5. 更新作業にアルバイトを用いるとして、更新の方針立案や各部局から出されるデータの編集方
 針立案を含む様々な意思決定には、ホームページ開設・運営研究部会の協議、判断が必要であ
 る。各所からの情報を、全国美術館会議からの情報としてオーソライズしていくこのようなプロ
 セスに関し、開設・運営研究部会は今後その運営像そのものも理事会に提案していく。
6. 開設・運営研究部会で協議された以上のような要件をふまえて、サイトマップのホームページ
 試作版(10月16日版)に修正を行い、(来年1月下旬の理事会に提出できるよう)12月14日に
 再度研究部会を開催する。
  
 その際、1から6までの要件をより具体的に表現するとともに、7)ホームページの制作委託を可
 能にするような仕様書(案)、8)ホームページを立ち上げた後の更新作業等に必要案経費の見
 積(案)も用意する。

出席者

酒井哲朗(部会長、福島県立美術館館長)
大嶋貴明(宮城県美術館)
宮武 弘(福島県立美術館)
大橋弘明(東京富士美術館)
生田ゆき(三重県立美術館)
浜田拓志(和歌山県立近代美術館)
東  伸(全美事務局総務担当主事、金沢21世紀美術館)
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