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現場で使える美術著作権ガイド
著:甲野正道・山梨俊夫
編:全国美術館会議
発売:株式会社ブリュッケ
発行:2011年2月10日
定価:本体1900円+税

現場で使える美術著作権ガイド

本書の全体は、2部構成になっています。第1部は「美術著作権と美術館」、第2部は「作品寄贈の対処」で、美術著作権、美術作品の寄贈にかかる税制とその手続きについて、基本的な考え方を述べ、様々な事例に即して解説しています。
 本書の目的はなによりもまず、美術館活動に従事する学芸員、事務系職員、運営に責任を持つ人々が、美術館活動の現場で、美術著作権と作品資料の寄贈に的確に対処できるよう、つまり、現場で役立つことにあります。
 第1部には、全国美術館会議の研修会や日常的な活動から寄せられた疑問に答えるQ&Aの章を設け、現場での実際的な必要にできるだけ対応可能な内容になるよう心がけました。この実用性は、美術館内で有効であるばかりでなく、美術館活動に何らかの形でかかわる人々にとっても有効であると思います。
 また第2部については、収蔵庫の広さ、寄贈作品の保存状態、各美術館の収集方針との整合性など、寄贈に関連しながら個別的な検討を要する問題には触れず、記述を税制や手続きに絞り込みました。したがって、公的性格を持つ各種美術館に共通して適用される原則を扱っていると考えていただければ幸いです。
 本書が、美術館職員をはじめ、多くの人々の役に立つことを願ってやみません。

山梨俊夫「序」(抜粋)

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