教育的視点から見た関西の美術館・博物館の普及事業─草創期を探る」資料展及び第二回フォーラム・連続公開インタビュー

主催:全国美術館 教育普及研究部会  京都造形芸術大学 芸術教育資格支援センター

現在、多くの美術館でさまざまな教育普及活動が活発に展開されており、専門職員を置く美術館も増えてきています。そのような「教育普及活動」に意欲的な試みが始まるのは、時代をさかのぼっていうと、各地に「近代美術館」が現れる頃、つまり1970年代頃からといわれています。この企画では関西という地域に限定し、まさに兵庫県立近代美術館が開館した1970年代を基点に、それ以前の美術館・博物館の活動も概観しつつ、教育普及活動ブームの到来と言われる1990年代までを、展示と、当時の担当者へのインタビューという形で振り返り、彼らがどのように時代と向き合い、そして現在それらの理念や思いがどのような形で継承されているかを検証するとともに、その時代の状況を記録として形に残したいと思います。
 なお、この担当者へのインタビュー-フォーラム・連続公開インタビューは、昨年東京で行われたフォーラム・連続公開インタビュー「美術館ワークショップの再確認と再考察―草創期を振り返る」に続くもので、1970年代から1980年代を中心に、関西の美術館・博物館の教育普及について、当時の担当者にインタビュー形式でお話をうかがいます。また、資料展では、1990年代を中心に、写真資料や記録集などで各美術館の教育普及活動をご紹介いたします。

ワークショップ資料展

会場:京都造形芸術大学ギャラリーRAKU
会期:2009年11月26日(木)~12月6日(月曜日休館)
午前11時00分~午後7時00分
資料提供:京都国立近代美術館、西宮市大谷記念美術館、伊丹市立美術館
芦屋市立美術博物館、滋賀県立近代美術館、和歌山県立近代美術館
三重県立美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館
ワークショップ資料展 PDF(PDF:1.4MB
 

フォーラム・連続公開インタビュー

12月2日(水) 13:00-17:00(受付は12:30より)
発表者:森田恒之(国立民族学博物館名誉教授)
    山脇一夫(金城学院大学教授 元兵庫県立近代美術館・名古屋市美術館)
    森本孝(伊勢市立佐八小学校教頭 元三重県立美術館)
    
12月3日(木) 10:00-16:30(受付は9:30より)
発表者:藤本由紀夫(アーティスト)
    佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
    吉中充代(京都市美術館 元姫路市立美術館)
    浜田拓志(和歌山県立近代美術館)

場所:京都造形芸術大学 直心館(J-41教室)

参加費:1000円

申し込み方法:ファックス、ハガキ、E-mailにて、参加者全員の名前、所属、電話番号(ファックスでお申し込みの場合はファックス番号も)、住所、「連続公開インタビュー参加希望」とご明記の上、下記にお申し込みください。なお、特別な場合を除いて、確認のためのご返事はいたしません。

宛先:〒606-8271 京都市左京区瓜生山2-116 
京都造形芸術大学 芸術教育市支援センター「連続公開インタビュー係」
ファックス:075-791-9435 
E-mail :workshop2009(a)hotmail.co.jp 〔(a)を@に変えてください〕
フォーラム・連続公開インタビュー(PDF:1.5MB
 

お問い合わせ

〒710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15 財団法人大原美術館 鬼本佳代子
TEL. 086-422-0005 FAX.083-925-7784
〒753-0089 山口県山口市亀山町3-1 山口県立美術館 前田淳子
TEL.083-925-7788 FAX.083-925-7784

アクセス

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・市バス204系統循環「上終町京都造形芸大前」下車(約20分)
(地下鉄丸太町駅へはJR京都駅より約10分)
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・市バス上終町3系統/上終町京都造形芸大行
「上終町京都造形芸大前」下車(約15分)
・ 叡山電車(京阪出町柳駅乗りかえ)茶山駅より徒歩10分
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・ 市バス5系統/岩倉行「上終町京都造形芸大前」下車(約30分)、市バス上終町3系統/上終町京都造形芸大前行「上終町京都造形芸大前」下車(約30分)
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・ 市バス5系統/岩倉行「上終町京都造形芸大前」下車(約50分)
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